「mirror mirror」

 

AN、石井 秋恵、タガワ アユコ、嶋本 麻利沙

 

2016年6月21日(火)~7月3日(日)
open 12:00 - close 19:00
*最終日は16:00まで、月曜休廊

160621

 

嶋本麻利沙さんを講師としてお迎えした「女性のための写真表現講座」修了生有志の写真展です。

講座では、まず最初にみなさんの作品を拝見して、話し合うところから始め、自分の写真についてだけではなく、他の参加者の写真についてだったり、自分が影響を受けた写真家・写真集について、考えたり、話したりしていきました。そして、自分のスタイルをみつけて、今の自分の作品をより良くしていくきっかけとして頂きました。

そんな彼女達が、写真展に向けての話し合いの中で、写真で自分の好きな世界を切取っているのだけど、写っているものは、自分自身なのだと言う事を再確認しました。そして、鏡は外の世界をうつすだけではなく、鏡の中に自分自身の内面があるのではないか?という思いに至りました。

「被写体は自分の鏡」だと言う事は、写真を撮る人の間ではよく語られる事です。しかし、女性の鏡に対する想いは、男性のそれよりもより深いような気がします。自分をみつめ、自分を知る、それが彼女達にとっての鏡(写真)。ぜひ彼女達の鏡をのぞいてみてください。

 

女性のための写真表現講座修了展「mirror mirror」によせて

160621 AN

朝、寝惚けたまま立つ洗面台。
昨日磨いたばかりのシンク。
梅雨の晴れ間の水たまり。
渋滞している車のバンパー。
近所の喫茶店で飲む珈琲。

通りのむこうに居るあのひとへ、
手を振るかわりに、シャッターを切る。

私を写すもの、私が写すもの。
あなたには、どんな風に映りますか。

ーAN

160621 ishii

わたしは鏡の前にいる。鏡の中のわたしに焦点を合わせて。
けれど、鏡はわたしを見ているわけではない。
鏡はわたしのいる世界を見渡していた。
鏡を向かい合わせてみると、幾重にも重なる世界が広がっていた。
わたし達はそうして目に見えないわたしを見つけていった。

ー石井 秋恵

160621 tagawa

 鏡よ鏡よと問いかけるより、
1枚の写真を撮るためにシャッターを切ってみる。
目に映るもの、見えていたのに気が付かなかったもの。
沈んでいく感情。呼び起こされる記憶。
その写真に写るのはどんな世界だろうか。

ータガワ アユコ

160621 shimamoto

 写真は鏡みたいなものだ。
等身大の自分を写してくれる。
今の自分がどこにいるのか、なにを思っているのか、
写真をみればなんとなくわかる。
ここにある写真が私。

ー講師・嶋本 麻利沙

 

講師・嶋本麻利沙プロフィール

 サンフランシスコのアートスクールで写真を学び、卒業後はニューヨークへ渡る。作品撮りをしながらマーク・ボースウィックのインターンをし、2005年帰国。帰国後写真集「as is」を出版。その後フリーで雑誌、カタログ、CDジャケットなどにてポートレート、風景を中心に活動。

<主な展示会>
・「because there is light」2008年 idee gallery
・「yellow turning gold」2009年 no.12 gallery
・「everything is mine」2012年 NADAR/OSAKA
・「someday, somewhere」2014年 POLA MUSEUM ANNEX 

http://www.marisashimamoto.com/


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最終更新 2016/08/02 18:07
 

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