ナダール15周年特別企画・熊谷直子写真展『プロローグ』

熊谷直子

2015年6月9日(火)~6月21日(日)
open 12:00 - close 19:00
*最終日は16:00まで、月曜休廊

150609

 

2015年6月、ナダールはおかげさまで15周年を迎えます。オープン当初より「女性による女性のための写真教室」を開講してきたナダール は、さらに女性に写真を楽しんでもらうために「写真を楽しむ女性のそばに」を モットーとし、女性向け講座・写真展等を充実させています。そこで15周年の 特別企画展は、「装苑」「女子カメラ」等の雑誌やアパレル会社の広告カメラマン としてだけでなく、写真家としても作品を発表し続ける女性写真家・熊谷直子さ んをお迎えします。今回の展示は、その彼女の頭の中に散りばめられた輝く瞬間 をまとめる次回作品展への「プロローグ」展です。ぜひお楽しみ下さい。


関連イベント「写真家・熊谷直子さんと過ごす写真な1日」参加者募集中。 募集締め切りました。

詳細はこちら>http://nadar.jp/tokyo/join-us/kumagai.html

◉熊谷直子プロフィール
兵庫県尼崎市出身。
20 歳で渡仏し、写真・芸術を学ぶ。
帰国後藤田一浩氏に師事。
2003 年より独立。 主に雑誌、広告で活動しつつ個展などで自身の作品を発表している。 最近では「月刊二階堂ふみ」を刊行。

常に心に感じていることは、『日常の中にこそ本当の美しさは存在する』ということ。

http://kumagainaoko.com/

 


日常の中に散りばめられた
キラキラと輝く一瞬に出会った時、
私はシャッターを切る。

2011 年 6 月、震災直後のまだ心が揺らいでいる中、
 個展を開くことになり本当にたくさんのことを考えた。
その時心の底から思ったことは、
私は、今居る、此処、東京が好きだ、
此処で出会う人や、景色が好きだ、
ということ。
だからその展示を「トウキョーランデヴー」と題した。
東京で会いましょうって気持ちを込めて。

『プロローグ』とは物語の始まりのこと。

人生を一日に例えたならという話を耳にした。
 年齢 ÷3 で算出するのだけど、
私は今 13 時を指している。
午後からあちこち動き回るために
考えを巡らせながら
力を蓄えるべく
昼食中ってところでしょうか。

その結論に妙に納得もする。

来年、人生の節目の年を迎えるにあたって、
 今まで撮りためた写真を何らかのカタチで
 発表出来たらとぼんやり考えていた。
そんな最中、今回のお話を頂き、
 頭の中に散りばめられた輝く瞬間を
本編へ行きつくまでの「プロローグ」として
 展示したいと思う。

そう、今はまだランデヴーが始まったばかり。

熊谷直子

 


 

写真家は必ず「花」の写真に行き着くと聞いた事 があるけれど、私は、写真家は「人」に行き着く と考えている。写真家・熊谷直子の撮る「人」の 写真は、どれもとても魅力的だ。

彼女の作品の魅力は、「月刊二階堂ふみ」(朝日出 版社)で見せた被写体と二人きり向かい合ってお 互いを見せ合う濃厚な作品だけでなく、仕事の合 間や遊びの最中等、日常に登場する人たちとの心 地良い何気ない時間を切取った作品の中にもとけ 込んでいる。日常と人を愛しているからこその良 さだろう。

彼女自身もまた魅力的で、展示の打合せの際に、 舞踏に興味があり、身体だけで表現する事の凄さ を話す彼女は、初恋を話す女子高生の様にチャー ミングであった。雑誌やアパレル各社の広告イメー ジを数多く手がけながらも、自分の作品を作り続 ける事を楽しんでいる姿勢も魅力の一つだろう。

2008 年の個展『anemone』(GALLERY SPEAK FOR)のインタビューで、「私の写真って繊細で、 分かりづらい部分もあると思うんですが、女性に 気に入ってもらえることが多いんです。男性でも、 何か心の中に感じた人に買って家に連れて帰って もらえたら、一番幸せですね。」と話している。今 回の展示もきっと多くの人を魅了してくれるに違 いない。

ナダール・代表 林和美



kumagai 1
kumagai 2
kumagai 3
kumagai 4
kumagai 5

 

 

最終更新 2015/09/22 18:42
 

Copyright 2000-2017 NADAR, All rights reserved/hosted and managed by mitikusa.info