「大峯祈りの道」

松井良浩

2008年9月1日(月)~9月13日(土)
open 10:00 - close 19:00
*最終日は16:00まで、7日休廊

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奈良・世界遺産を行く−大峯祈りの道−

なぜ、この人たちはこんなにつらい山道を歩くのか?
山伏とは? 修験道とは? 明治の修験道廃止令以来、復興を遂げた山伏の世界。
その約1300年続いた修行の道が世界遺産に指定され、俄然注目される修験の修行。一般の人たちをも拒まず、ともすれば命にも関わる修行を僧侶たちと共に行う。

「水にれを落とし、岩をよじ登り、原生林に囲まれた峰をしながら、一心に歩くことにより雑念とを振り払い、自然の声を経典として心身を練磨し清浄の心を磨き出す、そこに神仏に一致する境地が生まれることを目的としている。」 
(奥駈修行の解説と案内、聖護院発行より)

修験道というものは単なる宗教ではなく、「修行をして心の迷いから人間本来の清らかな心を取り戻し、、、」、道とは「あるべき道、教え」日本人なら神道・華道・茶道と同じものと言えばわかりやすいと思うが、日本人の、人間の基本的な心得のようなものではないか。この修行をもって、精神的な本来備えておくべき何かを求めるところに修験の修行の姿があるのかと思う。
修験道では、山に入る入峰修行と常時の修行というのがあり、入峰修行で得た清らかな心を常に持って日常生活を実践し、生活そのものが修行であって一生が人生の修行とされている。また、修験道においては、出家の形を取らず在家の信徒のまま悟りに近づこうとする人を「」と言い、奥駈修行をしている一行のほとんどがそうである。
「山・即神」「山・即宇宙」を思わせる大峰の風景をまじえ、私の修験の世界。
どうぞご高覧下さい。

松井 良浩
関連ホームページ・「大峰奥駈を行く」
 
松井良浩 経歴

1965年  大阪に生まれる
1988年  大阪芸術大学写真学科卒業
 同  年  (有)井上企画・幡入社  写真家 井上博道氏に師事
1996年   JPS展入選
 同  年  フリーとなる
 同  年  修験道・奥駈の取材を始める
2000年    京都聖護院に於いて個展「奥駈・山上の軌跡」を開催
          奈良市写真美術館に於いて個展「奥駈・山上の軌跡」を開催
        2002年    社団法人日本写真家協会(JPS)に入会
2003年    JPS関西メンバーズ展、JPS展に毎年出品
2004年  奈良市写真美術館主催「火の穂(ほのほ)」写真展に出品
2005年  奈良市写真美術館主催「十人の大和路 
−風景に魅せられた写真家たち−」写真展に出品
2006年  ピアスギャラリーにて二人展「アジア点景」開催
2007年    富士フォトサロン大阪にて
個展「世界遺産を行くー大峯祈りの道ー」開催

奈良の風景、行事、修験道、山岳地域を中心に撮影

(社)日本写真家協会(JPS)会員  フォトクラブ大峰会長


 

最終更新 2008/09/22 22:59
 

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