◉「ナダール/大阪」閉店のご案内


ナダール/大阪は、2014年12月末日をもちまして閉店いたしました。

2000年6月のオープン以来、約14年間ナダールがこのように成長させていただけましたのも、皆様のご指導とお力添えあってのことと深く感謝いたしております。 今後、場所としては東京のみとなりますが、関東・関西に限らず、「写真を真ん中に、人に笑顔を」を目指して、頑張ってまいります。 今後ともナダールをご愛顧頂きますようお願い申し上げます。

なお、皆様に愛して頂いたNADAR/OSAKAの場所(大阪農林会館B1F)で、2015年よりナダール/大阪の元マネジャー橋本主宰による新しい写真ギャラリー「ソラリス」が誕生する事になりました。ナダール同様、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

ナダール代表 林和美 


すべての世界を、この一日に

中島勉

20
09年12月1日(火)~ 12月6日(日)
open 11:00 - close 19:00


アーティストトークイベント
日時/2009.12.5(土)19:00-20:30

定員/20名(予約可)
入場無料
※当日の入場はご予約の方を優先いたしますので、
できるだけご予約のうえ、ご来場ください。
お問い合わせ/ このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にしてください  06-6251-8108

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私、中島勉は、この度NADARにて三度目の個展を行うことになりました。

今回の作品を制作したきっかけは、前回の展示から3年が経ち、生活の場が大阪から東京へ移り変わったことです。東京での生活は毎日が早すぎるほどに過ぎて行き、時々帰る故郷も、本当に自分が住んでいたのか疑うほどに様変わりしてゆきました。そのような、日々の生活をしている東京と故郷の行き来を繰り返すうちに、これが本当に「現実」なのか?自分は今どこにいるのか?私の居場所は?と錯覚するようになりました。

時を同じくして、幼少の頃に観たSF映画やファンタジー映画の「現実」と「幻想」が入り交じったイメージを頻繁に思い出すようになり、そのような生活や原初体験の記憶を繰り返すうち、私はいつしか写真に『ここではないどこか』を求めるようになりました。
それは20代後半になり、写真を続けることの意味や焦燥感、生活の孤独感などの「社会」という枠の中から救済を求めようとする作業でした。

「現実」を切り取り「幻想」の世界であるワンダーランドを作り、観ることは、私にとっては『箱庭療法』そのものであり、そうした作業を重ねるうちに、私は自身の写真から宙に浮いたような雰囲気、気配を感じるようになりました。私はこれを『予感と余韻』と捉え、「現実」と「幻想」が共存する作品を制作しはじめました。『予感と余韻』とは「何かが起こりそうな予感と、何かが終わってしまった余韻」であることを意味しています。『予感と余韻』を感じるようになってから私は私自身の救済のためではなく、「現実」と「幻想」の狭間をミニマムに表現する、始まりも終わりもない物語を表現することを心がけています。

作品をご覧になった方が少しの間、「現実」を忘れてこの世界に入ってほしい、そして写真から私たちの生きるこの世界の新たな意味を見つけてほしいと考えています。どうぞご高覧ください。


●作品形態:
11'x14' inkjet prints 20点を予定

●プロフィール:
中島 勉(なかじま つとむ)
1981年 大阪府生まれ
2004年 大阪芸術大学写真学科 卒業
同年4月から2007年3月まで、大阪芸術大学写真学科非常勤副手として勤務。
現在、東京在住。

●展覧会歴:
2005年09月「時よ止まれ、君は美しい。」 NADAR/OSAKA
2006年11月「輝きと溜め息、残像となって。」 NADAR/OSAKA
最終更新 2009/10/28 20:21
 

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